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シワガラの滝
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この滝に行くのは、少し危険ですし、山道を一時間くらい落ちていく必要があり、膝くらいまで水に浸からなければ滝に近づけないし、クマが出るし・・・で、一人では行けなかったのですが、あるとき、この滝に詳しい人に案内していただき到達することの出来た幻の滝です。それまで一人で行っていた滝行きから、滝仲間が集まって一つの滝を目指すという、新しい世界が広がった記念すべき滝です。 今まで私は、神様というものは信じなかったし、神域とか神々しいとかまったく信じていなかったのですが、この滝の中に入ったとき、はじめて「神」というものが存在すると確信しました。そんな滝です。 この滝は、内部が洞窟のようになっており、上部の山から、その洞窟の中に滑り込むように流れてくるのですが、その洞窟の中にいると、生まれる前の母親の「胎内」にもどったような感覚をおぼえてしまいました。(といって実際にそんな感覚を覚えているわけではないですが、そのように感せずにはいられませんでした) まったく不思議な感覚のする滝で、あるいは「滝」と呼んではいけない存在なのかもしれません。ここに訪問してから滝を見る・感じる・撮るということの根本的な考え方が変わりました。それまでは「滝はここからここまで・・」という、ある自分内での線というものがあったのですが、その時以来「滝とは、水の流れている部分だけではなく、周りの環境、樹木、天気、そして、見る自分も含めたすべての要素が滝を構成しているのではないか・・と、」何か神からの啓示のようなものを得た滝です。 それ以来、またまた滝にはまってしまい、そして滝を撮るということに対する考え方も根本的に変わってしまいました。まだ二度しか訪れていないのですが、もう一回行きたいといえば行きたいですが、逆に、もう行かなくてもいいという気持ちも不思議とあるのです。(もしかして変わってしまっている姿を見るのがいや・・なのかもしれないのかな・・)
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